タイトルをリリカル幼女戦記にしようと思っていましたが、
ネタを知っている紹介の必要がない人にしか刺さらないので辞めました。
幼女戦記が本作の影響もあり作られたという、軍人幼女の道を切り拓いた偉大なエター作です。
全11話でエターですが見せ場が本当に沢山ある作品なので、
特に幼女戦記に嫌悪感がない方は主人公血塗れのマリアが読了後に心に残ることでしょう。
リリカルなのはの世界に生まれた主人公マリア=エルンスト。
ロストロギアを巡る戦争に魔導士の父母が駆り出されるも戦争の激化につれて、
9歳児にして既に優秀な魔導士の主人公にも軍隊からの招集がかかる。
一緒に軍属になった親友のマリアちゃんを守るため、主人公も戦争へと向かっていく。
本作は先ず主人公の幼女から放たれるハートマン軍曹ばりの罵詈雑言とのギャップが凄まじい。
「……将校にその態度とは良い度胸だな、気に入った。
私は恐ろしい敵が大好きで、上官に従わない部下は有能な敵より恐ろしい。
そんな素敵な貴様こそをその戦場の最前線に送ってやろう、感謝しろ。
サクソンのお嬢さん方を好きなだけファックしてくると良い。」
「ふにゃマラ野郎が、シーツの染みからやり直して来い。」
この罵詈雑言以外にも中盤でのデバイスを巡る発言のような格好良いセリフが沢山あり惚れる。
そしてたまにある優しいアンナちゃん視点もとても清涼剤になってくれて嬉しい。
また戦争描写自体も、エースコンバット0のオマージュも入っていて、
原作知識からのカードリッジシステムの発想や攻勢防壁イージス等のデバイスを始め
主人公の天才性を不満無く壮大に魅せてくれていて完成度が高く10年経っても色褪せない。
本作はそんな主人公最強のエター作品という地雷要素以上の、
数多くの魅力が詰まっているので是非一読してみてください。
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紹介記事を投稿しました。
— 夜市よい (@yoichi_041) December 14, 2022
エター作品でも未だこの存在感は忘れられない。
ハートマン軍曹ばりの発言とのギャップが凄まじい
戦場を我が物にする活躍の幼女に惹かれます。
幼女戦記の先駆けになった軍人幼女に惹きこまれよう
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