書籍化「やる夫はカードを引くようです 」川田両悟氏のオリジナル中編完結作品。
冒険者水銀燈が超レアアイテムを売却した資金で新しく仲間達と商売を始めていきますが、
商売とダンジョン攻略を進める過程で壮大なダンジョンの秘密と経済問題に巻き込まれていく。
ただ単にモンスターと戦うのみではない展開に素晴らしい冒険者同士の絆が描かれた良作です。
主人公水銀燈はやる夫とやらない夫の冒険者PTに誘われて夢見ていたダンジョンを冒険しますが
そのダンジョンで待っていたのは座りながら治癒と光源の魔法を唱え続ける暇な生活で。
最初は夢見ていた冒険ではないことに憤っていた水銀燈も、
偶に呪文を唱えるだけで得られる安定収入とリッチな生活にすっかり溺れてしまう。
そんな堕落した生活も極低確率でドロップする超絶レアアイテムを手に入れたことから、
ダンジョンを作った魔術師の野望、そして締め出しを行っていた大手ギルドの目的に関わり、
「偉大なる冒険者・水銀燈」と称えられるようになるまでに運命が変わっていきます。
本作は冒険者の仲間の絆がとても良く表現されている作品で、
やる夫・やらない夫と一緒にこれ以上の底はない苦難も諦めずに前へ進んでいく姿が印象的。
そしてただ冒険をしていく話でもなく冒険者の宿を開店する目的のために奮闘していきますが
冒頭から伏線として引かれていた「食料品価格の上昇」「不動産価値の下落」等
経済問題の理由が明かされてから一気に奥が深くなってくる。
果たして水銀燈がどんな華麗なる日常を送る冒険譚となるのか是非読んでみて下さい。
記事紹介ツイート
紹介記事を投稿しました。
— 夜市よい (@yoichi_041) October 8, 2022
最初はただの初心者の水銀燈が、
「偉大なる冒険者」と称えられるようになる冒険譚を描いた、
リアリティある話の展開が魅力の中編完結作品です。
世知辛い要素マシマシな王道迷宮ファンタジー
「偉大なる冒険者・水銀燈の華麗なる日常」
https://t.co/Cw0Jm9J1iz
コメント
自分もそこそこ多くのやる夫スレ作品を読んできたが、掛け値なしに「一番良い!好き!」と言い切れてしまうかもしれない。面白かったです!!
コメントありがとうございます!
珍しいリアル的冒険者路線の作品かと思っていたら
予想出来ないまさかの方向に物語が進んで最後は大団円で締められる構成が見事でした。
そしてやっぱり銀ちゃん可愛い!
こういう地に足つけるファンタジー好き
自分もコメント返信する前に読み返していて良い…と思っていた所でした。
ダンジョン攻略だけではなくて経済や日常までしっかり描写されていて好きです!