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やる夫スレ

やる夫スレらしいスター達が彩る恋姫無双「真・やる夫†無双 ~白色演義~」

やる夫エッセンシャル 真・やる夫†無双 ~白色演義~  目次

一学生である柔速出やる夫は、目が覚めたら電灯も蛇口もない場所にいた。 
介抱してくれた少女の話を信じるならば、ここは……
ここは、古代中国は三国志の時代!
だが、介抱してくれた女性の一人はあの董卓を名乗る。
董卓だけでなく同陣営の呂布や張遼も、その上更に劉備、曹操、孫権らも皆女性!?
この乱世に流れた一つの予言”天の御遣い”   
やる夫はその”天の御遣い”を演じる契約で、この”異世界”での衣食住を得る。
やる夫が持つたった一つの武器。 1800年も先の時代の知識たち。
これらを駆使し、董卓ら多くの女性武将と共に乱世を駆ける!

恋姫原作の全18章長編完結作品。
恋姫の世界に転移した柔速出やる夫が董卓の元で天の御遣いとして祭り上げられる。
そこから軍事・内政を根本から変える現代知識によって一国の主として認められ、
三国志の迫りくる戦乱をオリジナリティ溢れるストーリーで描き切った大作です。

反董卓連合が結成されその開戦前に時の皇帝であった献帝が崩御した世界。
その次の日に洛陽の宮殿に流星が落ちてそこに現代日本人やる夫が倒れていた。
それを見つけた董卓はやる夫を保護して管輅の予言にあった天の御遣いとして
やる夫を崩御した皇帝の代わりの御輿として担ぎ上げることに。
突如恋姫世界に転移して混乱するやる夫もこの世界で生きていくためにこれを受諾し、
先ずは現代知識と技術をこの世界に伝えることに励む毎日を送っていた。
そしてこのやる夫はただの学生ではなく鐙の実用化から二毛作や千歯扱きの普及等、
軍事から内政までカバーしていて遷都した長安が急速に発達を遂げる。

天の御技と称されるまでに至った知識でただのお飾り傀儡政権のトップから信頼を勝ち取り、
真の君主として万民が安心して暮らせる天下の静謐を成すために、
建国した独立国家「関」を導き三国志の戦乱に立ち向かっていきます。

本作はAAで非常に分かりやすくなっている戦場描写が魅力的で、
どのような陣形で始まり今戦況が果たしてどうなっているのか。
視覚的に一目瞭然な工夫によって躓くことなく読み進められます。
多いので忘れがちな配役も一話毎に再度表示してくれて配慮が行き届いている作品です。

更に戦争だけではなく外交や内政も熱が入った描写で立派な戦記作品として成り立っていて、
やる夫スレならではのスターシステムのオールスター配役で楽しめます。
ハーレム展開の作品になりますが最初のお飾りで信頼されていない関係から、
やる夫が一つ一つ実績とその人柄を示していくので全く気にならないのも良いところです。
可愛らしく描写されたヒロイン達もこのやる夫さんなら任せられる。

そして好きなシーンは新しい国家が官が私服を肥やす腐敗した国家にならない為に、
やる夫が君主すらも法に縛られる立憲君主制と三権分立の在り方を説いた8話後半。
話を聞いた董卓達とともに読者達もこのやる夫を信頼した瞬間でした。
そんな魅力溢れるキャラクター達と本格的な戦記作品なので是非一読してみて下さい。

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