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陛下自らの勅命による豪胆な戦略転換を描いたWW2架空戦記「ミッドウェー海戦のあと」

TOPページへのリンク。TOP⇒満身創痍系 仮想戦記 『ミッドウェー海戦のあと』 

月夜裏 野々香 小説の部屋

ミッドウェー海戦敗北の上奏を受けた陛下がキレて上層部を一新。
さらに軍政、外交、作戦に勅命書を出し始めて戦線は大混乱。

全99話の長編WW2架空戦記作品。既に紹介記事を投稿した蒼の混沌太陽帝国に並び
15年程前は個人サイトの仮想戦記として巡回し楽しませてもらいました。
一番本作者の作品が小説として癖がありますが、
歴史のIFから始まりタイムスリップやファンタジー、そして現代人召喚と
多数のジャンルのWW2架空戦記を本サイト一つで楽しめます。

個人的に代表作となる本作は1942年でのミッドウェー海戦の敗北を知った陛下が激怒し、
陛下自ら勅命書を乱発、問題のある将校を更迭してトップダウン型の直接支配へと移る。
一見すると最早末期戦中の末期の状態を呈していますが、
その陛下の行動は以下のような勅命でもないと到底出来なかった効果的な事で。

  1) ニューギニア・ソロモンから撤退。
  2) ミクロネシア域の防衛の強化。
  3) パイロットの大量育成。
  4) 空母を中核にした機動部隊の再編成。
  5) 陸軍航空部隊を海軍に隷属。

一度広がりに広がってしまった戦線を大規模に整理して中国とは講和しインド独立に成功。
先ずは迎撃に専念することで史実とは異なった歴史を紡いでいきます。

本作はそんな勅命でもないと成しえなかった戦略の転換振りが見どころで、
ひたすら困惑するも結果は何故かついてくる軍人たちの描写が面白い。
資源も技術も史実同様ない中で大胆な戦略によるまた違ったWW2をお楽しみください。
ただ結構思想を感じる作風なので注意です。

本作が合わなくても作風自体は特に気にならなかった方は、
他ジャンルとなる、なろう系現代人成り上がりの『とある価格と魔術の』と
技術チートの『時空巡洋艦 露鳳』が自分のお勧めです。
最近はリメイク後にkindle化して販売されているので削除前にお早めに。

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