◇第一部
◇第二部
A’s編15話完結StS編9話でエターのとらハ既読者向け長編作品。
とらハ世界の高町恭也が次元転送系のロストロギアによってリリなの世界に転移。
一般人クラスの魔力に御神流の神業の剣技でリリなの世界を生き抜いていきます。
マフィアとの抗争中に爆弾を抱えながら空中に身を投げて、
起爆した爆弾によって死んだかと思ったら何故か知っている路地にいた高町恭也。
爆弾による傷も近くを通りかかったシャマルの治癒魔法によって一命を取り留めて
帰ってきた翠屋に待っていたのは既に亡くなっていた筈の父親、高町士郎で。
どうやらここは別の世界なのだと理解するも当然元の世界に帰る方法なんて分からない。
微かな手がかりとして自分を治療してくれた謎の力を持っているシャマルを探して
闇の書の魔力であればもしかしたら元の世界に戻せるかもしれないと、
高町恭也はヴォルケンリッター達と一緒に闇の書の完成に向けて協力体制を組みますが、
立ちふさがるのは高町なのはを始めとする管理局の魔導士達。
そこにいない筈の兄に困惑するなのはに対して御神の剣士らしい戦いを見せていきます。
本作は一般的なKYOUYA最強ものになっていない所が魅力的で、
魔導士ランクが実はSSSだったといったことは勿論なく魔力は最低値。
そんな唯の剣士があのアニメで描かれた魔法の数々に一体どうやって対抗するのか。
2本の小太刀と鋼糸を駆使した中二心が溢れて痺れる戦闘描写がお勧めです。
後は転移したからこそ描写することが出来た、
平和に過ごすリリなの世界の家族を見た恭也の望郷の想いにしみじみとさせられます。
そんな高町恭也を知るとらハ年代の方にお勧めな本作ですが、
3次創作含めて本作は有名だったのでとらハ年代の方で知らない人はいない気もしています。
StS編はエターですが6課の分隊長になっても変わらない恭也はやはり格好良かった。
コメント
弾丸装填ROCK’N’ROLLのデバイスの掛け声が印象に強い
コメありです!
カードリッジロードをここまで格好良く表現した作品は、
正しく空前絶後と断言出来る程の時が過ぎてしまいました。