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ハーメルン

知識と力を蓄え革命を起こせ。主人公ミラベルの野望が魔法界を変える――!「ハリー・ポッターと野望の少女」

ハリー・ポッターと野望の少女 - ハーメルン
「世界を支配するのはヴォルデモートではない! この私だ!」 これは、ハリーポッターの世界に中途半端な原作知識を持って生まれた少女の物語です。 世界征服を目指し、…

「世界を支配するのはヴォルデモートではない! この私だ!」

これは、ハリーポッターの世界に中途半端な原作知識を持って生まれた少女の物語です。
世界征服を目指し、野望のままに走る。
そんな主人公ですが、どうか最後まで付き合って頂ければ幸いです。

連載開始から今年で早10年が経ちますが今でもハーメルンの代表作だと感じている本作。
それはあの過ぎ去りし毎日投稿の日々の思い出補正が入っているのでしょうか。
いや、今回読み返しましたが全くそんなことはありません。

本サイトの利用者層だと連載当時での既読の方が大多数を占めていると確信していますが、
完結後に実装のここすき機能を利用して更にもう一度読み返してみたくなる魅力を放つ本作を、
少なくとも同じく完結後に実装されたPDF化機能で保存だけでもしたいと思って頂けるように、

今となっては紹介も出来なくなってしまったUSBやマッスルの分も熱を込めて紹介します。

主人公は生まれながらにして前世の原作知識を有していたミラベル・ベレスフォード。
純血の名家である家族による虐待同然の英才教育によって、
踏み躙る権利は常に優れた者だけが持つべきだという世界を革命する選民思想を持ち
十一歳の誕生日を迎えてホグワーツ入学となって物語の幕が上がります。

しかし今革命への行動を起こした所でダンブルドアに叩き潰されるのが目に見えているため
入学から4年間の間は只管知識と力を蓄える潜伏期間として一学生として暗躍。
そしてヴォルデモートの復活と同時に絶対の超越者となる準備を万全に整えた上で、
ダンブルドアとヴォルデモートの双方に対して勝負を賭けていく。

「よかろう、かかってくるがいい。正義の象徴ダンブルドアよ、悪の象徴ヴォルデモートよ。貴様等2人をこの手で消し去り、そして此処より始めよう。このミラベルが築く、新たなる魔法界の歴史を――!」

本作の魅力は、最終章「ハリー・ポッターと野望の少女編」で描かれる圧倒的な盛り上がり。
主人公ミラベルがそれまで只管に準備してきた革命の実践と、
何故そんな野望を持つに至ってしまったかが明かされる悲しい過去。
強大すぎる主人公へのダンブルドアともう一人の主人公イーディスによる対抗策。
作中敷かれてきた数々の伏線回収と熱いバトルの連続は何回読んでも心沸き立ちます。

主人公最強もので序盤は原作展開をなぞっていく下準備フェーズとなるので、
炎のゴブレット編まで読んで少し物足りないと感じられる人も
4年間の準備が終わる不死鳥の騎士団編を読んでみてみてください。
そこからミラベルが一学生の枠を超えて世界に躍進していくストーリー構成となり
前述の本当に盛り上がる最終章に繋がっています。

読み返して結末を知っていてもそれでも尚読了後にはほろりとくるものがありました。
ハーメルン代表作とは全員が思わなくとも、
ハーメルン史上屈指にキャラクターが立っているオリジナル主人公を是非お楽しみください。

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