春の選抜高校野球大会が開幕し来週からは遂にプロ野球シーズンも始まりますので、
今回はお勧めな野球小説4作品をまとめて再紹介します。
鈍金色のリリーフエース〜常勝球団で酷使されていた俺は、弱小球団のホワイト環境で無双する〜
全49話21万文字のオリジナル長編完結作品。
本作は流行の追放ものにしっかりとした野球理論の裏付けがあってのめり込める作品で、
何故主人公が見捨てられその後に成功したのかが腑に落ちる本格的な野球作品となっています。
そして古巣の史上最強打線を相手に強烈な盛り上がりを描いた試合描写に加えて、
掲示板要素も取り入れられていてネット上で野球に親しみのある方ほど読んでほしい良作です。
風来坊で准ルート
全37話25万文字の原作パワポケ9長編完結作品。
野球で活躍して商店街の町興しの助っ人としての責務を果たしているさすらいの主人公は
実はサイボーグを始末する硝煙漂う裏社会の住人で彼にはこの街で果たすべき目的があった。
その主人公が出会ったヒロインによって自分の居場所を見つけるに至る過程を描く傑作です。
パワポケらしい闇と光を格好良く描いた原作を知っている方には絶対にお勧め出来る。
外角低め 115km/hのストレート
全91話60万字のパワプロ原作長編完結作品、
今まで読んできたパワプロ小説の中で最も自分がはまって作品にのめり込んだ作品で、
パワプロらしい爽やかな青春と本格野球描写が両立した傑作です。
最速115km/hしか投げられない中であらゆる技術を駆使して打者を打ち取っていく、
本作ならではの主人公の奮闘とそれを以てしても超えられない相手チームの強大さ。
その魅力溢れるキャラクター達によって盛り上がる試合描写が素敵です。
甲子園の空は、ただ蒼く。
全5話3万文字のオリジナル野球短編完結作品。
メディアで注目される160kmの直球も、天高く舞い上がるホームランの描写も一切ない
球児の目に見えない泥くさい努力にスポットを当てるニッチな魅力が溢れている作品です。
セイバーメトリクスでは現れてこない試合の駆け引きに重点を置いて、
球児達の一瞬一瞬にかけた思いが十分に伝わってくる甲子園大会が描かれます。
後はまだ紹介出来てないですがプニキとはじめるリーグ運営 ~野球ゲーム?作って運営します~が野球ゲーム運営を架空リーグから選手の一人ひとりに至るまで本格的に描写されていて好き。
記事紹介ツイート
これまでに紹介したWeb小説から、
— 夜市よい (@yoichi_041) March 21, 2025
おすすめ野球作品の再紹介記事を投稿しました。
・鈍金色のリリーフエース
・風来坊で准ルート
・外角低め 115km/hのストレート
・甲子園の空は、ただ蒼く。https://t.co/9YE1aIgEkr
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