【完】小さな街の、何でも屋さん物語 - このやる夫スレ、まとめてもよろしいですか？
まとめ”だけ”を読んで安価本スレに参戦なさる行為は大変危険ですので、必ず本スレと注意事項をよく読んでからお楽しみ下さい。
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ファンタジー世界で糖分甘々な恋愛と店舗経営を行っていく全60話完結作品。
行動を安価で選択しダイスで結果が判定されるゲームブック形式で話が進んでいき、
ヒロイン鹿目まどかの可愛らしさとシンプルで分かりやすいゲームシステムが素敵な作品です。
孤児だった主人公を引き取ってくれた両親が入院したという知らせがあり、
その両親を助けるために地方都市グンマニアに移り住むことを決心した主人公。
その地方都市で面倒をまとめて引き受ける商売”何でも屋”を始めることにして、
両親の入院中に嵩んでしまったお店の借金を返していくというあらすじ。
本作は安価式での店舗経営シュミレーションとなっていて、
何でも屋に来る依頼を安価で選び、安価で解決し、安価でステータスを成長させていきます。
先ずこのゲームシステムに分かりづらい箇所が一切ない高い完成度になっているのが良い。
只管依頼を解決し資金を得るのが短期的な目的ですが、
ステータスが依頼毎にしっかりと成長する育成ものとしての醍醐味があり飽きがきません。
そして何といってもヒロイン鹿目まどかの可愛さが上手に描写されていて、
最初は魔法も使えず自分に自信を持てなかった彼女が何でも屋の依頼を通じて成長し、
主人公と育んでいく恋模様には砂糖がいっぱいでたまらない。良い最終回でした。
そんな優れたゲームシステム、魅力的なキャラクターの他にストーリーも良く出来ていて、
途中に敷かれた商売敵等数々の伏線もあり登場したラスボスに対して、
これまで解決してきた数々の依頼によって信頼を得た都市の人々と一緒に対峙し、
そして見事に大団円を迎えた本当に綺麗にまとまっている良作です。
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