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個人サイト

20年経った今でも語り継がれる一大迷宮群像劇「和風Wizardry純情派」【設立6カ月達成記念】

掲載サイト

作者個人サイト(移転後)の1話目へのリンク。
日記形式のログなので読みづらいですが←ページへめくっていってください。

読みやすくまとめられた配布PDFが作者の個人サイトからはリンク切れしていますが、
Googleさんを使うと出てきます。(場所やPDF自体は公式ではないので未記載)
おまけ以外の「上・下・祭」の3つのPDFは1つのサイトで見つけられました。

作品紹介

京都、迷宮街。
ここでは、人は簡単に死ぬらしい。

個人サイトのタイミングで節目が来たら本作にすると決め、無事に設立半年を達成しました。
この作品は20年前にはてなDiaryで連載していた日記形式のWizardry2次創作で、
後に迷宮街クロニクルとして書籍化し令和の現在も尚語られているのを見かける名作です。

舞台は京都市に突如として出来た死亡率20%を超える大迷宮。
主人公の真壁啓一は銀行の内定を辞めて迷宮探索隊の第二期に志願し、
その訓練中に衝撃的な出来事に遭遇しはてなDiaryという実在のウェブ日記に投稿し始める。
本作はこの迷宮へ挑む主人公の日記を軸にしてストーリーが進んでいきます。

このWeb上の日記というのが本作の大きな特徴で、
突然他のキャラクターが日記をつけてきたり、日記のページを発見した他の人の反応等を交えて
Web上で書く日記という題材が本当に上手く描写されてます。
本人が敢えて日記には記載しなかった裏事情が別途の三人称視点で明かされたりと
この日記と3人称視点が相互に補完し合っている構成の妙を是非味わってほしい。

そして本作の内容自体も20年後の今も語る価値がある濃密なものになっていて
現代に出来た迷宮を一探索者の視点のみではなくその仕組み・経済まで交えて展開されていき
この世界観の設定は今も尚色褪せません。

自分はウィザードリィ(エルミナージュ)既プレイ者なので、
馴染みある設定に違和感無かったのですが度重なる視点変更もあって
特にPDFではない場合は読みづらい面もあります。
しかし、主人公以外にも魅力的な様々なキャラクターがどんどん登場する群像劇なので
最初視点変更に慣れなくてももう少し読み進めて欲しいと思い下記に登場人物を載せました。
参考に読み進めていただければ幸いです。

チーム笠置町
・真壁啓一…主人公・戦士
・笠置町翠…チーム笠置町のリーダー・女戦士
・青柳誠真…元お坊さん・戦士
・笠置町葵…翠の双子の妹・魔法使い
・常盤浩介…元バンドマン・罠解除士
・児島貴 …元バンドマン・僧侶

その他の登場人物
・真白雪  …迷宮街最強の女剣士
・恩田信吾 …第二期募集の同期。タカ派の戦士
・津差龍一郎…第二期募集の同期。ハト派の戦士
・鈴木秀美 …恩田パーティの女罠解除士
・神野由加里…東京に残している主人公の彼女
・星野幸樹 …元自衛隊の戦士。個人的に一番好き

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コメント

  1. なつみかん より:

    これは大好きだった作品です、懐かしい。
    書籍化したものは10回以上は繰り返し読んでました。
    この作品の雰囲気がとても好きでした。
    悲しい別れがいくつもありますが、それでも読んでいると何かわくわくするんですよね。
    久しぶりに読み直してみたくなりました。

    • 夜市よい より:

      既読者の方にも読み返すきっかけになればと思っていたので、コメント頂けて嬉しいです😍

      自分も今回読み返しを思い出補正が入っているかなと思いつつしたのですが、あの激動の3ヶ月は今読んでもやはり本作独自のままで良かったです

  2. 匿名 より:

    文庫本持ってる。漫画も無かったっけ
    エーテルの設定とか、姉妹の親族がもうワー○ナだろとか。懐かしい

    • 夜市よい より:

      コメントありがとうございます!
      「迷宮街輪舞曲」の名前で漫画化もされてましたね。
      今のように書籍化が全く一般的では無かったあの時代で、
      わざわざ1次創作にしてコミカライズ・書籍化の本当に先駆けでした。

      めっきり話題も聞こえなくなった昨今で
      こんなに反応頂けるとは思ってなかったので
      懐かしんでもらえる読者層の濃さにびっくりです!

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