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妖怪が存在した証をFate世界に刻め「文々。異聞録 ~Retrospective Holy Grail Wars.」

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2022年に加筆修正版がハーメルンに投稿されました。ハーメルン版がおすすめです。

文々。異聞録 ~Retrospective Holy Grail Wars. - ハーメルン
staynightベースの東方projectクロスオーバー。 異霊召喚の再構築もの。ほぼシリアスで、合間にギャグ。 東方Projectのキャラである射命丸文が聖…

画面上部「SS」から目次参照

黄昏LOL
おこったさいごうにきりころされました

作品紹介

異霊召還&再構築もの。
ほぼシリアスですが、ギャグ、ほのぼのもあり。
東方Projectのキャラクターである射命丸文が聖杯戦争に召喚されます。

Fate×東方のクロスオーバー作品。全60話完結済み。
幻想郷で開かれる新聞大会で優勝するためのネタ探しのため、
射命丸が衛宮士郎に召喚され第5次聖杯戦争に参戦します。

参戦当初は新聞記者として傍観者に徹するつもりで行動していた射命丸も、
Fateの世界で妖怪の存在が消えていることが発覚したことから
恐ろしい妖怪が存在したという証を世界に刻むため本気で聖杯戦争に望んでいくがその結末は…

この作品は原作主人公衛宮士郎の一人称を通した人間目線で射命丸が描写され、
射命丸文という傲岸不遜な烏天狗の強烈な個性が伝わってくるのが大きな魅力。
東方キャラ同士の同格の視点ではなく人間の目線から見てシリアス風味に描かれていく
この作品はとても印象に残ります。

また、クロスオーバー作品としてFateと東方のどちらの設定も巧く生かされていて、
Fate世界での妖怪の在り方や妖怪と英霊のパワーバランス等
クロスオーバー作品だからこその両者の原作の魅力が伝わってくる。
ただ単に東方の射命丸が聖杯戦争に召喚されました。以上。とはならない作品です。

最初は完全にただの人間である衛宮士郎を見下していた射命丸が、
あの形で幻想郷に旅立っていくとは思わずとても雰囲気が良い終わり方を魅せてくれました。
東方の2次創作というとスペルカードルールのためかほのぼのしている作品が多い印象ですが、
聖杯戦争というシリアスな本気の戦いの中での射命丸に注目です。

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