ハーメルン

このすば世界に展開されるスバル君節が最高に良い作品「友達料と逃亡生活」

友達料と逃亡生活 - ハーメルン
『――ありうべからざる今を見ろ』。  その言葉を聞く前に、ナツキ・スバルは在るべき世界から消滅した。  神器を持たぬ彼は、変わらぬ『死に戻り』を胸に新たな世界に…

『――ありうべからざる今を見ろ』。
 その言葉を聞く前に、ナツキ・スバルは在るべき世界から消滅した。
 神器を持たぬ彼は、変わらぬ『死に戻り』を胸に新たな世界に向かった。
「魔王を倒せばどんな願いでも叶えられる」
 その約束に縋った彼は、一体何度死に、なにを掴み取るのか。

このすばとリゼロのクロスオーバーもの。
全23話で完結と非常に読みやすく中身の詰まった作品です。

スバル君が死に戻る際に何故かこのすばの世界に移ってしまい、
元の世界に戻るために、アッパー系コミュ障冒険者ナツキ・スバルと、
ダウナー系コミュ障魔法使いゆんゆんのパーティでこのすばの世界で奮闘していきます

「俺の名前はナツキ・スバル! 無知蒙昧にして天下不滅、最弱職の冒険者だ!」

アッパー系コミュ障冒険者ナツキ・スバル

「可愛らしい顔立ちの美少女、発展途上ながらも抜群のスタイル、優秀な能力。…………普通なら、友達料払ってでもなりたいと思うんだけど」
「友達料ってなんですか!? 何か払ったら友達ができるんですか!?」

ダウナー系コミュ障魔法使いゆんゆん

この作品では14話「加害者」以前と以降で全く描写が異なっており、
前半は原作「このすば」らしいコメディが展開され、
14話以降は一転し、「リゼロ」らしいシリアス展開が表現される。

これがこの作品の大きな魅力で、
スバル君とゆんゆんが全く違和感なく溶け込んでいるキャラクター表現の良さに加えて、
両方の原作の雰囲気という要素も一つの作品でクロスオーバーされているところが良い

更にストーリーも綺麗に起承転結で纏まっており、
読了感が良いのでスバル君とゆんゆんのその後を応援しない人は一切存在しないだろう

このようにストーリー・キャラクター・描写が全て高いレベルで纏っており
どちらかの原作を知っていればとても受け皿が広いクロスオーバー作品でもあるので
その上全23話と読みやすい作品なので、是非一読を!

自分は最終話にかけての怒涛の展開がこの作品の一番の好みです
こんな友達料ならめっちゃ良いなぁ…

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