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ハーメルン

魔法界の英雄ギルデロイ・ロックハートが贈る大ヒット確実な物語「私は誰でしょう?」

私は誰でしょう? - ハーメルン
ハリーポッターのある登場人物に憑依した男が、本物になる話。

ハリーポッターのある登場人物に憑依した男が、本物になる話。

全14話13万字ハリポタ原作長編完結作品。
原作とは違い真っ当な教師としてハリーポッターを教え導いたギルデロイ・ロックハートが、
秘密の部屋の怪物から生徒達を全身全霊を賭して守り切った過程を描いた大作です。

最高にカッコいいロックハート先生を本作で是非ご覧ください。

マグルであった前世を持ちホグワーツに入学する直前に記憶喪失になってしまった、
原作では情けない姿を見せてくれたギルデロイ・ロックハートが主人公。
ホグワーツ卒業後の執筆稼業も他の魔法使いの功績を盗んだ原作とは異なり、
自分が記憶喪失となった原因を探る為の旅で出会った本物の冒険譚を描き、
一流の魔法使いとしてダンブルドアから頼まれ入学前のハリーを見守る生活を送っていた。
作家見習いとして接触したプライベートでハリーからも信頼を深めて、
入学の日ではハグリッドの代わりにハリーを迎えにいき魔法使いだったことをネタ晴らし。
そして一年が過ぎて秘密の部屋編が始まった4話からが本作の本番で、
ハリーポッターが初めて憧れた一流の魔法使いによる
英雄譚が始まります。

本作はそんな最高に格好良いギルデロイ・ロックハートが読める作品で、
序盤では彼にしか出来ない魅力的な授業によって教師としての能力の高さが示され、
そして遂に秘密の部屋が開かれると調査から解決に至るまで独自路線が展開し、
原作で数多くの賞を受賞したその能力の高さが嘘偽りなく発揮されます。
2次創作ならではの原作で格好悪いキャラが魔改造されるギャップは何度読んでも良いですね。

主人公が最も輝く秘密の部屋編で完結しているために濃い内容が詰まっていて、
そして後書きにその後の簡単な流れも記載されているので満足感も高い。
そんな良作なので是非一読してみて下さい。

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