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ハーメルン

現実主義系アイドルという一見矛盾な主人公に魅了されよう「アイドルは労働者(仮)」

アイドルは労働者(仮) - ハーメルン
労働者に希望を与えるアイドルもまた、労働者だった。 サラリーマンという船を乗り終えた。 次に待っていたのはアイドルという船。 原色の衣装と飾り付きのマイクを手に…

労働者に希望を与えるアイドルもまた、労働者だった。

サラリーマンという船を乗り終えた。
次に待っていたのはアイドルという船。
原色の衣装と飾り付きのマイクを手に、資本主義の海に出よう。

現代⇒アイマス世界への転生もので
346プロ本体(シンデレラガールズの事務所)の採用試験を受けるところから物語が始まる。
先ず採用試験の結果、正社員待遇のアイドル採用という時点で発想が飛び出ている。

「学生を完璧に演じている高価値労働者」(人事課評)なので、
その後王道を歩むシンデレラプロジェクトメンバーとは相容れずライバル関係となる。
このライバル関係という立ち位置自体が他の作品では見たことがなく
これが本作品独特な魅力の根源となっていると思う。

ライバル関係となるシンデレラプロジェクトメンバーに対する扱いも安易なアンチでなく、
お互いの思想を何度も何度もぶつけ合わせていく中での最終話の結末は、
作者自身がアイマスという作品を愛してないと出来ない。
全体主義系独裁アイドルと本物の天然物のアイドルたちの争いの結末を見届けよう

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