アリアレイン→レフノール→自分という指揮命令系統で仕事がしてみたい夜市よいです。
作品紹介がメインで自分語りはしてないのですがしろうるり先生は注目している作者さんで、
兵站将校が発売されて一区切りついたタイミングで一方的な印象と思い出を語っていきます。

数多くのWeb小説作家さんの中でしろうるり先生を注目し始めた最初の切欠は、
侯爵令嬢アリアレインの追放のWeb版を3回読み自分に合わない作品と結論付けたにも拘らず
書籍版は上中下の完結3巻まで購入して楽しめたという稀有な体験をしたことでした。
先ずランキングを駆け上がる前に新作スコップとしてアリアレインは読んでいたのですが、
個人的に婚約破棄されるに足る背景事情や敵対する陣営が深掘りされる作品が好みだったので、
展開が早い婚約破棄女性向けもののなろう流行りの作品の一つというのが第一印象。
しかしアリアレインはその後なろうで日間週間月間ランキングジャンル1位をとる躍進を続け、
これは良さを見落としていただけで自分にとっても面白いのではないかと読み返すことに。
この新作スコップからランキングを見てもう一回読み返してみるのは偶によくあり、
その際はネタバレ込みでレビューや感想を見て他読者の好きな点を把握した上で読む運用で
これで合わなかったら自分は対象読者ではないと諦めている中で本作に限っては3回目があった。
それがアリアレイン完結後に連載されて今回発売の「兵站将校は休みたい!」を読んだからで、
とても面白かったのでこのサイトでWeb小説の新作紹介を始めた最初のお勧め小説として挙げて
更に第三章の連載開始に合わせて個別作品紹介記事も投稿しました。


推し度:とてもおすすめ
タグ:オリジナル ファンタジー 戦争 長編 現行
兵站将校がそれ程に好きだったので自分の目が節穴だったのではないかという疑念が再発し、
断念した小説の3周目に突入するもやはり合わない。何故か。
好きな小説の作者さんだからと言って他の小説が合うことの方が少ないのは当然なのですが
アリアレインに関しては現在なろう総合評価97,600ptでAmazonレビューも☆4.5(906)。
ここまで来ると自分のスコッパーとしての感性自体が時代にあっていないのではないのかと、
その理由を探しにいく過程で見つけた下記エッセイを読んでとても納得したどころか、
この作者さん凄いなと感じてTwitterフォローして作者追いする程に注目し始めました。

このエッセイを読んで先ず思ったのは孫子の敵を知り己を知れば百戦危うからずな分析力で、
なろうのランキング作品をリサーチし需要を把握された上で
自分の文体と強みを踏まえた作品テーマを決定し最後まで描き切られている。
アリアレインが合わなかったのは女性向けで且つ10万字という上限があったからと腑に落ち
そして女性向けレーベルから書籍化するというこれ以上ない結果を実際に出されていて
凄いなと思いつつターゲット層からは完全に外れていたと納得しました。
そんな3回も読んでターゲット層でないと分かっていて尚も書籍版を購入する転機になったのが、
Web版でちょうど気になっていた王太子の背景事情が書籍版で描かれたという下記ツイートで
早速購入し読んでみるとWeb版から2倍以上という凄まじい加筆量で知らない描写の嵐。
主人公に対して婚約破棄した事情が分かった王太子を始め敵役含む登場人物の背景が深掘りされ
キャラクター達みんな魅力がある格好良いアリアレインの物語が堪能出来て良かった。
正にちょうどここが気になっていた所だったので購入!
— 夜市よい (@yoichi_041) July 28, 2025
王太子側の背景事情楽しみです。
>書籍版で書かれた背景で印象が変わったであろう登場人物。平均的評価が「令嬢モノの典型的お馬鹿王太子」から「やったことは駄目だが事情はわからんでもない」くらいに変わってる感ある。 https://t.co/JGz8joHxBa pic.twitter.com/cQweZWeJty
完璧超人(に見えて)それに見合ったプライドがあるワンマン綺麗格好いいアリアレインと
自らの弱みを曝け出せて周囲に助けを求められる兵站将校のレフノールという
正反対な主人公をその個性を存分に作品に出した上で書き分けられているのも凄いところ。
そんな3回読んで諦めた小説の第一印象から兵站将校からのエッセイで作者追いを始め、
作者ツイートから書籍版を買ってみるとWeb版とは全く違う読了感というのが他に経験無い。
そんなことを思っておきながら新シリーズの書籍は少し様子見かなとしていたのですが、
この記事でこれまで書いてきたしろうるり先生の実力への信頼と、
Webで無料連載してこれまでずっと面白く読ませ続けて頂いた感謝と、
続巻して完結まで書籍で読みたいという祈りで発売日前予約購入しました。
Web版読者として新シリーズへのリスクを廃した安定択は様子見一択なのですが、
最終的に買うかどうかは信頼感謝祈りという客観的な領域ではないところでの決断となり
最近のインフレを一番実感しているのがこの本の値段で3割ぐらい数年で高くなりましたよね。
実際どれくらい加筆があるのか分からないweb版既読の新シリーズに1800円は悩んで購入出来てなかったのですが、
— 夜市よい (@yoichi_041) May 28, 2026
前作のあの加筆変貌ぶりと作者を信じ発売20分前に購入。 pic.twitter.com/ZtDPjZm0uw
上のツイートにぶら下げたツリーに感想をいっぱい書きましたが
書き下ろしの短編も分量があってリディアを中心に現在へ繋がる過去が明かされて満足です。
記事紹介ツイート
一読者視点でしろうるり先生作品の思い出と印象を語るhttps://t.co/2tO3d6IYRx
— 夜市よい (@yoichi_041) May 30, 2026

コメント
トレンドや公表形式を分析してそれに合わせて書けるという面や、他作品の影響を受けやすいという面がある作家の場合、作家買いするには適していないのだろう。どこまで行ってもにじみ出る独自の作家性というものもあるけれど。
書籍化の際に大きく改稿する作家の場合は、web版だけ追う、書籍版だけ追うという追い方もありなのかもしれない。
この作品は、オルクセン→暗君→兵站将校という流れで作家同士でも相互に推していたけれど、続く作品は何かあるのだろうか。特定のタイトルは聞こえてこない感じだけど。
コメントありがとうございます!
兵站将校から続く作品はまだ出てないですね。樽見先生としろうるり先生が暗君のWeb版から本条先生のファンになったという、前からではなく作品の熱からSNS経由で作家さん同士の繋がりが発生したとても珍しい経緯だなと思ってます。
ご記載の通りターゲット層とコンセプトをきっちり定められる作者さんで、女性向けのアリアレインから兵站将校にそのままそっくりとはファンがスライド出来ないなと感じているのでどれくらい兵站でファン層を新規開拓出来るか気になっているのですが、逆にそれぞれのシリーズの異なるターゲット層がいつか一つの作品に纏ったら末恐ろしい。