知恵と狂気で、BETA相手にどこまで戦えるかな?というのが本作のテーマです。
夢とか、希望とかは地獄で再編中なので期待できないとお覚悟を。①原作世界に偏った原作知識もちのシカゴ学派に記憶を持たせて放り込んでみました。
②主人公、目的のためには手段を『法の許す限りにおいて』追求する性格。
大丈夫、ステイツの弁護士は優秀だ。
③クリスマスプレゼントを第四計画に発送予定。2周目?何のことです?
④人類が勝つか負けるかは、作者の気分次第。
なお、作者はCIVIガンジー的な非暴力主義者。
⑤主人公、単なる人間にしときました。魔法とか、神様の加護とか抜きで。
⑥さすがにそれだけで、BETA相手に何年も戦争しろというのはかわいそう。
なので、経験と記憶をあげることにしました。
一度、TDAまで生き延び最後は戦車級にむしゃむしゃされるまで経験済み。
幼女戦記の作者のカルロ・ゼン氏が描いたマブラヴオルタネイティヴの2次創作。
デグレチャフ閣下モチーフのキャラクターが別世界の末期戦で躍動していきます。
主人公ターニャは地球放棄計画「オルタネイティヴ5」を実行した世界でG弾でBETA諸共自決。
そんな壮絶な最後を遂げた後何故かBETA襲来前に逆行したことから物語が始まります。
逆行すると当然BETAから人類の生存権を死守するために、
BETAには通常戦力では敵わないので初手でユーラシアを全て放棄し遅滞戦闘に努める
という地球全体で見ると納得の意見を発言しますがこれが全く聞き入れられない。
正にカッサンドラの預言となってしまいますが、
何故至極当然の意見が聞き入れられないのかが明白な論理によって語られるのがとても良く、
地球の危機なのに何故一丸となれないのか?という誰もが思う疑問の答えとなる作品です。
第14話でエターとなっていますが、
幼女戦記をご存じの方はそのままな閣下が見れますので是非一度ご覧ください。
『何々、欲張ってBETA着陸ユニットを独占しようとしたら国土が侵された上に大量の国民がお亡くなりになった?
ああ、無能な政府を持った国民は哀れですからね。それはそれはお悔やみ申し上げましょう。
おやまだ何か・・・ああ、反攻作戦?何故ステイツが馬鹿げた自殺的攻勢に加わる必要が?』
こんなまさにデグ閣下そのままの主人公が御覧になれます!
※副題の「Lasciate ogni speranza, voi ch」は、
「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」という地獄の門の入り口に記載されている言葉
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