
あらすじ
凶悪犯によって消息不明になってしまった妹の平沢憂を探すため、
歌手として平和に暮らしていた唯が冒険者という裏稼業で生き抜きます。

師匠の元で修業を積み、ある程度実力が付いた状態から物語が始まり
ソロから仲間を増やして少しでも平沢憂へと繋がる手がかりを探すため奮闘していく。
初期はスライムでさえも死ぬような可能性がある中で段々と実力を付けていき、
終盤には最高の冒険者PT『4英雄』を作り上げるまでに登り詰めるサクセスストーリーです。
本作の魅力
全体的な特徴としては硬派でシビアな冒険者生活な設定となっていて、
仲間選び一つ取っても段階を踏んで性格や野望等を把握してから行動しないと
容易く誰かの地雷を踏んでしまう結末となる設計になっています。
冒険を終えてからの戦利品の分配こそが最も緊張を強いられるという現実感が良く、
そしてその冒険者生活を楽しんだ終盤では荘園経営や交易等へ投資まで出来る充実っぷり。
また冒険面では戦闘が順調にいってるから敵の数・強さは途中で変動はしないが、
逆に情報収集や戦闘を間違えると仲間も容赦なく死んでいく補正がないスリルも魅力的です。
本作最初のイベントである大橋の修繕イベントでの戦死者周りの描写も丁寧に描かれていて、
この作品のシリアスかつリアリティを求めていく方向性の一端が知れます。
本作で一番印象に残っているのは王都武術大会での優勝者の景品の内容で、
まさかあそこでさらっとあれを頼む榊さんには恐れ入った。
そして最終盤でトリエラが安価の内容にぶちぎれた事件は今でも印象深いです。
途中でエターになってしまった作品ですが、
そのシビアな安価捌きとサクセスストーリーは時を経ても健在なので是非読んでみてほしい。
まさかもこっちがここまで強くなるとは…
記事紹介ツイート
紹介記事を投稿しました。
— 夜市よい (@yoichi_041) August 28, 2022
硬派でシビアな冒険者のシステムの中でも
冒険者平沢唯が英雄に登り詰めていくサクセスストーリーになっています。
TRPGや冒険がお好きな方是非おすすめです
冒険者平沢唯の成り上がり英雄譚
「唯ちゃんと旅の仲間たち」
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