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冒険者平沢唯の成り上がり英雄譚「唯ちゃんと旅の仲間たち」

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⇒まとめサイトが見れなくなっていたため以下の過去ログ参照です。

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唯ちゃんと旅の仲間たち @ ウィキ
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あらすじ

1 安価スレ
2 初心者
3 ドラクエ3をベースにWIZやルナドン、TRPGのテイストを適当に加えた世界が舞台
4 冒険者たち(ソロでも可)が大陸をフラフラしつつ、迷宮に潜ったり、旅の扉を探し求める話です

凶悪犯によって消息不明になってしまった妹の平沢憂を探すため、
歌手として平和に暮らしていた唯が冒険者という裏稼業で生き抜きます。

師匠の元で修業を積み、ある程度実力が付いた状態から物語が始まり
ソロから仲間を増やして少しでも平沢憂へと繋がる手がかりを探すため奮闘していく。

初期はスライムでさえも死ぬような可能性がある中で、段々と実力を付けていき
終盤には最高の冒険者PT『4英雄』を作り上げるまでに登り詰めるサクセスストーリーです。

本作の魅力

全体的な特徴としては、硬派でシビアな冒険者生活な設定となっていて、
仲間選び一つ取っても段階を踏んで性格や野望等を把握してから行動しないと容易く地雷を踏む設計になっている。

特に序盤の戦利品の分配方法一つとっても本作の拘りぶりが良く分かって良い。
終盤では冒険者の枠を超えて荘園や鉱山・交易等投資まで出来るのはこの作品だけだろう。

また、戦闘が順調にいってるからといって敵の数・強さは途中で変動させたりしないが、
逆に情報収集や戦闘を間違えると仲間も容赦なく死んでいく補正がないスリルも魅力的。
本作最初のイベントである大橋の修繕イベントでの戦死者周りの描写も丁寧に描かれており、
この作品のシリアスなリアリティを求めていく方向性が決定づけられている。

一番印象に残っているのは王都武術大会での優勝者の景品の内容で、
まさかあそこでさらっとあれを頼む榊さんには恐れ入った。
そして最終盤でトリエラが安価にぶちぎれた事件は今でも印象深い。

途中でエターになってしまった作品だが、
そのシビアな安価捌きとサクセスストーリーは時を経ても健在なので是非読んでみてほしい。

まさかもこっちがここまで強くなるとは…

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