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やる夫スレ

誰よりも嘘が似合う女によるヒリつく頭脳戦「ギャンブる冬優子」

目次 ギャンブる冬優子
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現代オリジナルギャンブルものの本編9話長編完結作品。
黛冬優子が博打狂いの猛者達を相手に白熱した頭脳バトルを繰り広げていくその様子が、
非常に視覚的に分かりやすい綺麗なAA描写によって描かれる作品です。

暴力団が経営する裏賭場に乗り込みディーラーのイカサマを看破することで、
700万円もの荒稼ぎをしていた黛冬優子が主人公。
その冬優子から金を回収するためにポーカーの勝負を申し込んできた、
自称元プロのポーカープレイヤーはどうやら山札の中身が全て見えている様子で。
カードは冬優子自身の希望によりシャッフルされて、
その都度新品のトランプが利用されているのでカードへの細工も特に存在しない。
読者にはその絡繰りが全く見えないポーカー勝負に何故か冬優子は対等以上に渡り合っていく。

そして白熱する二人の読み合いが終わると最後に冬優子から種明かしがされて、
舞台は招待された全国から博打狂いの猛者が集う日本最大の賭場へ移る。
ここからその賭場の女王様に君臨すると宣言した冬優子によって、
確かな緊迫感を味わえる数々の勝負が最終話まで披露されていきます。

そもそも何故彼女はそんな危険なことをしていてその笑顔の裏では何を考えているのか。
遂に最終話で彼女らしい真相が判明し堂々完結となりましたのでお楽しみ下さい。

本作は丁寧に作られていることが良く分かるAAの演出が非常に魅力的で、
ここぞというときには挿し込まれるカットイン描写と
決して読者を飽きさせない動きのあるAAの数々が正に見ごたえある作品となっています。

特に人狼ゲームでの今どれだけ危険なのかが視覚的に一目瞭然な水の描写が好き。
そして勿論本題となる緊迫した読み合いが続いたギャンブル描写も
魅せられるAAで決して読み飛ばせないので一コマ一コマしっかり読者側も考えていきますが
各勝負の最後まで続いたどんでん返し展開にはびっくりさせられました。
それにしても博打最強キャラでも全く違和感を感じさせない冬優子のキャラクター性は強い。。

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