この話は、以下に記述される要素を持っています。
これらの要素が受け入れられないと思われた方は、戻ることをお勧めいたします。
この話は、現実から作品世界へとトリップした人間が主人公の、オリ主ストーリーです。
この話は様々な作品がごっちゃになって作られている、超多重クロス作品です。
この話のオリ主は、色々な作品の道具やルールなどを使い、さらに頭も良く戦闘能力も高いと、典型的なオリ主最強モノとなります。
この話には、非常に多くのオリジナル設定が捏造され多用されます。
この話では、原作のキャラクターを勝手に殺したり強化したりするなどの行為が行われています。
これら以上の要素に対して許容できるという方は、どうぞ本編へとお進みください。
本編26話70万字完結の長編ドラゴンボール2次創作。
ドラゴンボール世界のサイヤ人に転生した男がトリッパー達の組織と出会い、
あの最終形態フリーザと死闘を繰り広げていくDBらしい熱い戦闘がとてもお勧めな作品です。
現代日本からエリートサイヤ人の子供として転生した主人公リキュー。
サイヤ人を配下にしようと現れた原作キャラクターフリーザを見た際に、
この世界ではあの憧れたあのキャラクターの強さが手に入れることが出来るのだと自覚して
湧き上がるサイヤ人の異常な闘争本能を極悪人フリーザ相手に奮うのだと決意することに。
そう思いながら訓練に励んでいた所遂にサイヤ人の星の地上げの仕事を任されるようになるが、
現代日本人として罪もない人間の命を殺すなんて到底自分が許せない。
悩んだ結果代わりに科学者に志願して働くもいまいち仕事の成果を出せずにいた。
そこで現れたのが謎の黒い穴から現れたスタンド使いの日本人で、
現実から創作物の世界へ移動した人間が集まるトリッパーメンバーズという組織の存在を知る。
その組織に加入し様々な作品のトリッパー達と4年間を過ごし劇的に戦闘力を向上させると
遂にサイヤ人がフリーザに対して反乱を起こし惑星ベジータが消滅する日がやってきた。
そうして中盤以降は長年待ちに待った宇宙の帝王フリーザとの死闘が幕を開けていきます。
本作はサイヤ人の生活と歴史が良く分かりつつ成長を遂げていく序盤と、
フリーザとの戦いが描写される中終盤の二大構成になっていて
特に目玉の後半のフリーザとの戦いが本当に熱くなれる作品となっています。
印象的だったのは孫悟空の父親バーダックで、
ただの一サイヤ人に過ぎないと思っているとまさかの主人公格にまで躍進を遂げて、
予想外で圧巻なフリーザとの戦闘が繰り広げられていく。
そして多重クロス作品ならではの設定の濃さが本作の大きな特徴となっていて、
ジョジョにフォーチュン・クエストにリリなの等様々な原作設定を
矛盾なく構成しこの世界観だけでも想像の余地が広がる素敵なものでした。
完結後の外伝となるマブラヴ編についてもエターとなってしまいましたが面白く、
主人公のサイヤ人が気付いたら地球のハイヴの中にいたらどうなるのか。
一発ネタとしても楽しみな展開がある程度キリの良いところまで描かれます。
そんなドラゴンボールならではの戦闘描写が魅力的な作品なので是非一読してみて下さい。
コメント