紹介元作品
まえがき
「わたしを舐めないほうがいい」
全34話のボーイミーツガールです。完結済み
Arcadiaにて「けいだん。＊少女がお肉を食べるお話＊」を連載されていた歩（ホ）氏の作品
カテゴリはArcadiaですが作品リンクは読みやすいハーメルンにしています。
あらすじ
本作は伝統的なボーイミーツガール小説であり、
大学生の主人公が雨の中ゴミ捨て場で座っている美少女を見つけるのだが…
首が回る限界まで見つめ合いながらも家に帰ったり、１１０番通報したりダッシュで撒いたり
そんじょそこらのやれやれ系主人公とは格が違うところを開始早々から見せつけてくれる。
そんな出会いから始まるのだが、ボーイがそんな態度ならガールの方もガールの方で、
上述の主人公のこの回避ぶりを徹底的に粉砕してくる。
この詳細については是非本文を読んでほしい。
他、あらすじはツンデレvsストーカーの一言で済むだろう。
紹介文を書いていて楽しくなってきたのは本作が初めてだ。
本作の魅力
本作の魅力は、上述のキャラクター2人の非常に強い個性もあるが
何といってもその個性を表現しきれている西尾維新ばりの絶妙な会話の掛け合いがとても面白い。
主要人物がこの二人しか出てこないのに飽きがこないのは、
この会話が新鮮みに溢れているからに違いない。
それに序盤のバチバチぶりが中盤以降のラブコメぶりと対比になっている構成で…
……尊みがすごい（語彙力）
この尊みは、最早話が切り替わる切欠になった悪役おばさんにも幸せになってほしいほどである。
ラブコメ作品にありがちなどこで惚れたのが自分事として理解できないのがないのも良いところ
まさか男のツンデレにやられる経験をするとは…
糖分が本当に満載されているので「カップル爆発しろ」と言いたくなりますが、
しっかり「粘着」した完結後の二人には効かないことも分かり非常に口惜しい（誉め言葉）
そんなことを言いたくなるほど番外話も非常に良い後日談でした。
糖分を摂取したい方、先ず一話見てみてください。
この作品の魅力である掛け合いが一話にも詰まっています。
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