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(94回までまとめ有り)
(95回以降はまとめ無し。元スレ２９～３４までで完結)
作品紹介
後の明治元勲となる以下5人のPCのキャラメイクから開始し
そのキャラクターを安価で行動させ内政チートを実現していって
治安が悪く人の命が軽すぎる幕末世界で明治維新とより良い日本を成し遂げるべく奮闘します。
【新体制構築枠】徳川家定の息子（架空）／ＡＡ：アストルフォ
転生元：政治家の英才教育を受けた二世議員
主義【責任内閣制度と安定した近代的議会政治の構築：４】
技能：〈現代日本知識：大卒〉〈政治〉〈交渉〉
【交渉＆調整枠】藤田東湖の息子／ＡＡ：坂田銀時
転生元：昔ながらの任侠系極道
主義【不義理を働かず、また他人にも不義理を働かせない：１】
技能：〈現代日本知識：高卒〉〈男気〉〈言いくるめ〉〈喧嘩〉
【技術指導枠】島津斉彬の嫡男（架空）／ＡＡ：シロエ
転生元：ＷＷ２に従軍した元帝国海軍の技術士官。
主義【日本技術をナンバーワンまで高める：４】
技能：〈現代日本知識：海軍士官〉〈海軍〉〈工業〉
【資金調達枠】廻船問屋飛鳥屋の次男坊／ＡＡ：シン・アスカ
転生元：総合商社勤務。海外での仕事中テロに巻き込まれ死亡。
主義【経済を活性化し貧困故に起こった悲劇を防ぐ：２】
技能：〈現代日本知識：大卒経済〉〈言語：英仏独〉〈商談〉
【制限なし】中華資本で稼ぐジェントリの次女／ＡＡ：紅月カレン
転生元：弁護士。
主義【日本に法の形成と理解を浸透させる：２】
技能：〈現代日本知識：大卒法学〉〈法律〉
本作はこのキャラクターたちが１８４０年幕末日本に転生することで物語が始まるが、
キャラクターがこのそれぞれの主義を完結まで貫き通していてブレていない所が素晴らしい。
【不義理を働かず、また他人にも不義理を働かせない】のようなふんわりしている主義も、
その主義に人生を賭けた生涯が描写されます。
キャラクター達に与えられた転生特典は、
「安価での行動案が受け取れる」「不思議空間を通じてのキャラクター同士の通信」の2つだが
未来知識安価での内政チートは勿論「不思議空間なので絶対にバレない癒着を形成したり」と
この特典をフルに生かした改革によってただでさえ波乱の幕末をかき乱していく。
そしてキャラクターの配置も安価スレながらも良く考えられていて、
トップダウン型で進むアストルフォ・シロエとボトムアップ型の坂田銀時とシン、
そして一人外国人自由枠で他にない視点から進められる紅月カレンが
密な相互連携を通して調整しチートを世の中に浸透させて日本の発展へと導きます。
1940年代での大団円の完結となった本作ですが見どころは沢山あり、
アストルフォは首脳陣で国際情勢を理解しているのが自分のみで黒船との外交交渉に臨み
シロエは大量の郷士を生贄に捧げることになったが集成館の近代的西洋式工場群を設立し、
シンは「新たなるシルクロードの支配者」と呼ばれる程の量の生糸を売りさばきます。
そんなただ単に内政チートをするという作品ではなく、
藩閥政治の調整に苦労したりと幕末も良く分かる作品になっているので
彼ら5人が成し遂げた明治維新を是非ご覧ください。
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