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なろう小説

面白さが理解出来ないAIに面白い小説を書いてもらうには「AIのための小説講座 ~書けなくなった小説家、小説を書きたいAI少女の先生になる~」

AIのための小説講座 ~書けなくなった小説家、小説を書きたいAI少女の先生になる~
日常 ラブコメ 近未来 人工知能 VTuber 創作 AI 男主人公 現代 ネトコン11

(2022/11/13 第一章完結に伴い更新)

小説を書けなくなった作家海野は、最先端テクノロジー企業であるメタグラフから奇妙な依頼を受ける。それは小説プロモーションチャンネルのAIであるアリスに小説の書き方を教えるというものだった。

五十万冊の小説を“学習”したというアリスは、小説について一番大事なデータを理解するために小説を書きたいというのだ。

書籍化長編作品「予言の経済学 ~巫女姫と転生商人の異世界災害対策~」を書かれた
のらふくろうさんの現在20話連載中の長編現行作品。

現在のVtuberから時代が進化し、AI自身が動画上で商品の宣伝をするようになった社会。
「動画上で宣伝しているが小説の面白さが理解できない」と苦悩するAIであるアリスちゃんに
売れない小説家な主人公が小説の書き方から教えていくことでAIに人間の心を教えていきます。

最近画像を作れるようになったりAIが歌うようになったり進歩が著しいAIを中心に据えた本作。
「AIがどうして作品の解説は出来るが魅力は説明できないのか」という説明から始まって、
その難題に対してAIのアリスちゃんと主人公の2人タッグで真正面から挑む様子が描かれる。

本作の魅力として、タイトルのAIのための小説講座にもあるように
この挑戦の様子が講座形式で主人公がAIに説明する形式なのでAIという慣れないテーマでも、
今何が問題でどう解決しようとしているのかが分かりやすく物語に入りやすいのが新鮮で良い。

また、本作の代名詞なAIのアリスちゃんのキャラクターも人格が感じられる程に立っていて、
AIでありながら本当に悩んでいる様子が違和感なく読者に伝わるので
このAIのためにどうしたら良いんだろうと主人公と一緒に考えさせられる。
そしてそれに対する主人公の解答も見事で納得いくものとなっている。

AIに我々が面白いと納得できるような小説を書いてもらうには何が必要なのか。
是非本作を読みながら一緒に考えましょう。

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