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なろう小説

終わりを迎える太陽と人類最後の素敵な物語「僕以外の人類はVR空間に移住した」

僕以外の人類はVR空間に移住した
電脳世界 天災 電撃小説大賞 シリアス 男主人公 女主人公 未来

死にゆく太陽を見捨てた人類は、VR空間に移住した――ただ一人を除いて。

太陽が燃え尽きようとする時代、人類は寒さから逃れるためVR空間への移住を開始した
そこは全てがコンピュータで制御された仮想の世界で快適に過ごせる最後の楽園だった
しかし、ただ一人極寒の現実に残される者もいた。

主人公・アオは凍える体を抑え付けながらも、VR空間からの問い合わせを処理する業務にあたっていた――。

電撃大賞 四次選考までいったお話です。

13万字全48話完結のオリジナル長編作品。
読了後には正に大作映画を見終わるような充実感に浸ることが出来る傑作です。

舞台は太陽が正に寿命で死にかけてしまっている地球。
人類は死にゆく太陽を見捨てて、殆ど全ての人類が現実の世界から旅立ちVR空間へ移住するも
主人公のアオだけは現実で独りサーバー施設の砕氷作業と運営業務に従事していた。

そして太陽が死ぬまで後数日となり、現実もVR空間も幕を閉じようとするとき
ハードの限界まで処理速度を引き上げてVR空間の時間を加速させることで
体感時間を無限に等しく引き延ばすという主人公の生涯最後の仕事が始まる。

そんな中メアリという少女から現実で見たいものがあるという問い合わせを受けたことから
彼と彼女の終わり行く世界での素敵な関係が始まります。

「太陽と一緒に死んでもいいようなやつ」と語られる現実に一人残された主人公の過去とは。
そして時間の流れが全く異なる現実と加速されたVR空間での交流とは
全てを読了後にはその交流がもたらしたハッピーエンドに魅了されている心温まる傑作です。

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