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やる夫スレ

世界の救世主とは何者なのか「やる夫はロウルートに進むようです」

暇な時にやる夫まとめ

R-18G全24話メガテン長編完結作品。
世界に悪魔が溢れ地獄が顕現した世界で自分の無力に苦しみながらも、
聖書の様々な教えから自分らしい解釈を見つけ隣人愛を説き続ける。

天使によってではなく人の手によって新たなロウルートを開拓した、
やる夫の神々しいまでの生き様が読者をいつまでも惹きつけてやまない作品です。

突然強力な悪魔が世界に出現し人間を殺戮した大災厄が起きた世界で、
やる夫が通う学校にも悪魔が現れ地獄になっていた所をデビルサマナー泉こなたに助けられる。
両親と友人は全員死亡しながらもメシア教会に何とか逃げ込み、
そこで見たのは生き残った人は力無く祈るしかなくなってしまっていた絶望的な光景で。

食われるか、犯されるか、祈るか!
結局たんなる家畜じゃねえかよ!

そう叫びつつこれ以上誰も殺したくないし誰にも死んで欲しくないと願いますが、
今のメシア教会では天使の命令の下でしか動くことはできない。
なので大天使サリエル直々の言葉を賜りながらもメシア教の洗礼を受ける気は無く、
自由を重んじるガイア教に身を寄せて自分を貫いても殺し合いになってしまう。
強くなければ生きていけず、優しくなければ生きていく資格がない。
しかしこの地獄で生きていくには到底弱過ぎて優し過ぎるただの1人の人間なやる夫が、
救世主に至るまでの生き様が描かれていきます。

本作は序盤のシリアスさが先ず特徴的な作品となっていて、
悪魔が顕現した世界がまざまざと描写される地獄ぶりがインパクト抜群です。
特に母校で最早助からない友人達を介錯していった9話が特にえぐかった。
そして中盤以降はそんな地獄で自らの生きる道を見つけて、
大天使にも聖書の言葉で真っ向から対峙するやる夫さんが素晴らしい格好良さ。
全てを救えなくても救われてあれと祈り続ける救世主とは果たしてどんな存在なのか。
それが分かる苦難の道の果てでやる夫が見つけた道を是非ご覧ください。

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