「―――エースバーン、戦闘不能! 勝者、ホップ選手!」
ユウリはセミファイナルトーナメントに出場し、決勝戦でホップに敗北した。その3ヶ月後、いつも通りの生活に戻ったユウリの元に、シュートシティで行われるトーナメントの招待状が届く。やる気がなかったユウリはほとぼりが冷めるまでワイルドエリアで暮らすことにした。
全9話7万文字完結の長編ポケモン作品。
ホップに敗北したことでこれまでの自分を見失っていたユウリが、
魅力的なキャラクター達に支えられてまた前を向いていく非常にうまく纏まっている良作です。
溢れる作者様の原作愛によってポケモン剣盾の良さがしみじみと感じられます。
セミファイナルトーナメント決勝でホップに敗北し準優勝に終わったユウリは、
熱戦を繰り広げたジムチャレンジの日々を過去の彼方として
地元ハロンタウンで毎日ダラダラする生活を送っていた。
そんな中テレビにチャンピオンとなったホップの姿が映し出されたと思ったら
チャンピオンシップトーナメントという大会でユウリを待っていると勝手に宣告される。
バトルから身を離れた自分を何故無理矢理引きずり出そうとするのか。
そう思い激おこなユウリはスマホも持たずに一人静かなワイルドエリアへ。
そんなユウリを心配し駆けつけたマリィを始めとする剣盾の魅力的なキャラクター達によって
何故決勝戦でホップに負けたのか。そしてバトルを辞めてしまったのか。
その隠されていた本当の理由が明らかになっていきます。
本作はユウリとマリィの間の尊い2人の友情に始まって、マクワさんの渋すぎる魅力。
そして幼馴染み、親友、ライバルを経たホップとの新しい関係性等
剣盾のあのキャラクター達の良さが存分に味わえる作品となっていて、
主人公ならではの苦悩に個性的に接していくみんなに気付けば惹きこまれています。
この時期闇ユウリにハマっていたんですが本作で自分は浄化されました。
本作のテーマであったホップとの関係性についても期待以上にしっかりと描写され、
思いもしなかった衝撃的な答えに満足感が非常に高い。
そんな10万文字以下で纏まっていて非常に読了感が良く、
特に剣盾をやられていた方はお勧めなので是非一読してみて下さい。
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— 夜市よい (@yoichi_041) July 12, 2023
ホップに敗北し自分を見失っていたユウリが、
魅力的なキャラクター達に支えられ前を向いていく
全9話7万文字以下で纏まっていて
非常に良い読了感が味わえる良作です。
「敗北者ユウリのワイルドエリア生活(6泊7日)」https://t.co/9t4bIGCkZP#hmN238255
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