20世紀末、イギリスにそびえ立つ紅魔館に一通の手紙が届いた。ホグワーツに入学することになった十六夜咲夜(メイド長見習い齢11歳)は愉快な仲間たちとどのような生活を送るのか。
咲夜「え?ここの人って箒使わないと空飛べないの?」
パチュリー「杖がないと魔法すら使えないのよ。」
レミリア「料理も不味いしね。」
美鈴「それは関係ないです。」
注意。この小説は独自の設定や能力の解釈、原作キャラのキャラ崩壊、ストーリー改変などが含まれます。元々毒にしかならない作品ですがこのような表現が苦手な方はご注意をお願いします。そして、作者が忘れっぽく馬鹿な為、よく矛盾が発生します。その辺は適当に解釈して頂けると助かります。
賢者の石以降警告タグが真価を発揮し始めますので予めご注意の程よろしくお願いします。
全51話完結のハリポタ×東方クロスオーバー作品。
ホグワーツに入学した”完全で瀟洒な従者”十六夜咲夜の活躍を描いていく、
ハリポタと東方のキャラクター達が見事に調和しているクロスオーバー作品です。
幻想郷に転移する前の紅魔館にホグワーツ魔法魔術学校への入学許可証が到着。
レミリアの勧めもあって咲夜はホグワーツに入学し、
ハリー・ポッターと一緒にグリフィンドールに組分けを受けることに。
そこから彼女の特異な時間を操る能力を以て、ホグワーツで見事な活躍を見せていきます。
本作は先ずそんな咲夜さんのホグワーツでの活躍が魅力的で、
先ず最初の賢者の石編から完璧に決まっていたキメ台詞が格好いい。
「だとしたらパーフェクトです。先生。ハリーは生きていますし、クィレルさんも死んでいない。そしてヴォルデモートは『復活しない』」
好き放題やれというレミリアのオーダーを元に、
ホグワーツで「キリングマシーン」や「デンジャラスクイーン」と呼ばれるまでに
やりたい放題やっていく彼女の完璧なメイドぶりをご覧ください。
これまでずっと紅魔館という人間がいない特異な環境で生きてきて、
人間の子供となんて友達になれるはずはないと語る咲夜さんが、
ホグワーツの波瀾万丈な学生生活を通して結婚式で笑顔を浮かべるまでに
人間らしく変わっていく過程も素敵です。
そして本作ではそもそもレミリアが何故咲夜が紅魔館を離れてホグワーツに行くことを許して、
魔法界に戦争を起こしその時に放出される魔力と戦死した人間の魂を使って何を企むのか
というレミリアの野望によるクロスオーバーならではの壮大なストーリーも必見で、
ここでこう繋がるのかと真相が明らかになった時の驚きはまだ印象に残っています。
読み終わった方は本作のレミリア視点での外伝『紅く偉大な私が世界』と
紅魔館に拾われなかった咲夜がホグワーツに入学する『P.S.彼女の世界は硬く冷たいのか?』
が現在連載ですので是非そのままお読みください。
記事紹介ツイート(作品が面白かったらいいねをお願いします!)
紹介記事を投稿しました。
— 夜市よい (@yoichi_041) March 21, 2023
ホグワーツに入学した十六夜咲夜の活躍を描く、
ハリポタと東方の設定とキャラクター達が
本当に見事に調和しているクロス作品です。
十六夜咲夜がホグワーツで魅せる完全で瀟洒な活躍
「私の世界は硬く冷たい」 https://t.co/GAh8ODJx24#hmN73238
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