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Arcadia

大量殺人鬼となり紅魔館を脱走したフランドールをレミリア達は連れ戻せるか「Scarlet Waltz」

©上海アリス幻樂団 ©GOOD SMILE COMPANY, INC. / NextNinja Co., Ltd.
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東方原作の全20話15万字長編完結作品。
原作前の欧州で紅魔館を脱走し大量殺人を犯したフランドールを、
罪悪感を隠しながら何時までも探し続けて遂に幻想郷で発見したレミリア達。
今更紅魔館に戻れないと断固拒否のフランを連れ帰るために全力戦闘が繰り広げられます。

「ありとあらゆるものを破壊する程度の能力」を危険視され家の地下に監禁される直前、
監禁しようとする家の人達を殺害し逃亡した主人公フランドール・スカーレット。
何故姉のレミリアは愛されて自分は監禁されなければならないのかと激怒し
数多の街や村を滅ぼして教会から追われた果てに、
辿り着いた幻想郷の魔法の森の奥地で世間と離れた隠遁生活を送っていた。
そしてたった一人の妹を失ったレミリアは幻想郷に転移しても尚、
紅魔館の主として威厳を纏うその裏で罪悪感と孤独に怯えている毎日で。
そんな折に宴会で八雲橙からフランドールという吸血鬼の話を聞いたパチュリーは、
彼女を連れ戻す為にレミリアに隠れて美鈴と共にフランの家を急襲。
弾幕ごっこではない全力戦闘が繰り広げられて果たして美鈴とパチュリーの運命は。
その結末がしっかり描写されてエピローグへ移ります。

本作はレミリアとフランの再会をテーマにしっかり纏め上げられていて、
豪奢に振る舞う裏で弱りきった心を咲夜にすら見せられないレミリアと、
そんなレミリアを救う為自分はどうなっても良い覚悟でフランと戦ったパチュリーと美鈴。

その紅魔館組の友情が数々のオリジナル設定を踏まえてひしひしと伝わります。
そしてその戦闘の決着が着いたエピローグの後も、
フランドールが幻想郷に至るまでの前日譚や本編の後日談が、
本編と同じボリュームで描写され内容が詰まっている作品なので是非一読してみて下さい。

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