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ハーメルン

Vtuberの転生から始まる中の人の物語「わたしはかつて、Vtuberだった。」

わたしはかつて、Vtuberだった。 - ハーメルン
昔、と言っても一年前。 わたしはVtuberとして活動していた。 でも辞めた。辞めた理由は就職。 でも、今。 わたしはバーチャルシンガーとしての道を行こうとして…

昔、と言っても一年前。
わたしはVtuberとして活動していた。
でも辞めた。辞めた理由は就職。

でも、今。
わたしはバーチャルシンガーとしての道を行こうとしている。

これは、わたしの綴る、彼女と彼女たちとの出会いと離別の物語。

オリジナルVtuberものの全22話22万文字完結作品。
Vtuberを円満に卒業した主人公が名義を変えて企業勢で再出発。
既に引退したキャラと今活動するキャラクター、そして演じる自分との関係が丁寧に紡がれた、
読了後には読者がVtuberを推す形すらも変えるような熱を持った良作です。

就職した為にそれまで活動していたVtuberを一年前に卒業していた主人公は、
親友のクリエイターから頼まれた曲を歌うとバーチャルシンガーとしてスカウトがあった。
その場でスカウトを受諾した主人公は企業勢として新たな活動を進めますが、
前世バレを始め立ちはだかる壁は盛りだくさんで。
しかしそれらを全く意に介さず更には卒業したキャラを”亡き骸”とすら表現する、
彼女の独特で且つプロフェッショナルらしい考え方に気付けば惹き込まれていきます。

本作はVtuberのキャラクター自体ではなく中の人に着目しているのが特徴的な作品で、
演じる自分と演じられるキャラを完全に割り切って考えている刺激的な主人公によって、

読者からは余り見えないVtuber界の新しい一面が考えられる作品となっています。
転生しても切っても切り離せない前世のキャラクターとの関係がとても丁寧に描写されるので、
先月に数年単位で推しのVが引退し悲しい気持ちに浸っていたままでしたが、
引退はすべての終わりではなく頑張ってという気持ちに変わりました。

中身が本当に濃く色々奥が深い設定に完結後にはそのまま読み返したくなる作品ですが、
読み終わった後は本作は感想欄を含めての作品となので是非感想欄も一読してみて下さい。

記事紹介ツイート(作品が面白かったらいいねをお願いします!)

本作の続編と思っても良い「かもしれない」MINA学が描かれている匿名作者小説。
この続編以外にもこの匿名作者さんが書かれた「かもしれない」小説は多いので
明日まとめ記事を投稿するかもしれない。

君がこっちに手を伸ばしたんだよ。 - ハーメルン
いつの間にか、VTuberになってしまっていた、そんな女の子のお話。

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