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作品紹介
ワールドトリガー原作のやる夫スレで現在400話超の大長編作品。
ジャンプSQで連載しているワールドトリガー原作のやる夫スレです。
(第504話2023/01/09(月)にて更新停止)
本作は全力でお勧めしたい作品の一つで、
下記3点の育成・バトル・ストーリーの3拍子揃った非の打ちどころのない作品になっています。
それに加えて安価スレなので現行に追いつくと自分の選択で作品を変えていくことも可能です。
これから魅力点として挙げた3点それぞれについて解説していきます。
- 作者が独自に作り上げたパワプロ風味育成システムの完成度が高い
- 原作の部隊ランク戦の魅力をそのまま表現した非常に密度の濃い戦闘描写
- キャラクター一人ひとりに焦点を当てたストーリー
1.育成システム
バトル等を通じてスキルポイントを獲得し、
数多くのスキルからスキルポイントを消費していくことで唯一無二の主人公を作成していくが、
その詳細は下図のようにスキルを得ると次のスキルが解放され、
取得スキルの組み合わせで主人公のスタイルを先ず創り上げる。
特筆すべき点はこの「数多くのスキル」を作者が独自に全て考案していることで、
上の図以外にも様々なスキルパネルのツリーがあり、その数は100以上。
このスキルによって様々なキャラクターの能力の個性的な表現が可能となっています。
さらに「必殺技」(作中では複合スキル)の概念があり、
例えば当て勘②と重量②というスキルを取得していると
主人公が獅子閃咬というカッコいい厨二ネームの技を考案し対戦に使用していく。
2.戦闘描写
そしてこの必殺技をバトルシーンで生かす描写が本当に素晴らしい。
作中で部隊ランク戦と呼ばれる団体戦に勝つために、
育成をしスキルを獲得して必殺技に繋げていくのだが
この一つのサイクルが現実時間で1カ月ほどかかる。
その頑張って取得した必殺技を披露した瞬間、
敵のキャラクターは倒れ・対戦の解説役は驚愕する(ついでに味方も)。
このカタルシス効果の描写が丁寧で”やってやったぞ”という一心にいつもいつもさせてくれる。
全くは飽きはこなく、いつも素晴らしい描写と思うばかりです。
バトルシーンの描写については、最初はバトルの方針も安価で決めてました。
(戦う・逃げる・留まる等)
安価は参加してる実感があり非常に楽しかったのですが、
ある時この安価の選択肢が全て”外れ”(=まだ実力がなかった)ということがあり
荒れてしまって以降バトルは安価ではなくなってしまった。
しかし逆に最近は安価ではなくなった分一つ一つの描写に磨きがかかっていると思います。
バトル形式を含む安価スレということもあり何回か荒れたことがある中、
何回かのモデルチェンジを繰り返しながら2018年からの長寿スレとなり
作者への信頼にもつながっています。
3.ストーリー構成
主人公に赤特と呼ばれるデメリットの能力が初期から存在し、
それが序盤ストーリーの根幹に大きく関わっていく構成は分かりやすくて良い。
また主人公の周りの他キャラクターも安価スレにありがちなただの役割だけの描写を超えて、
キャラクターの背景までしっかりと描写がされており、
“育成”と”バトル”抜きでそれ単体としてスレッドが成り立つレベルで好きなキャラしかいない。
他、基本的にはパワプロのサクセスのような構成で、
パワプロの試合(部隊ランク戦)で活躍することに向けて練習し、遊び、
キャラクターとの交流を通じてスキルを獲得していく流れとなっています。
ちなみに最近の葵ちゃんと茜ちゃんコミュのブラックな展開が非常に好みです。
追記:【祝】第一期主人公、葉即できる夫A級1位おめでとう!
ラスボス夜神月とのバトルではこれまでの4年間の集大成を魅せてくれました。
相良隊に配属したときの新人のできる夫をエースにするというあの荒唐無稽な発想が実現されるとは…
終わりに
作者のツイッターには本作品の裏話・小ネタも展開されているので、フォローしてみると面白い。
コメント
めちゃくちゃ面白かったです……。ありがとう……ありがとう……。
各キャラの魅力も思考もしっかりしてて、舞台装置のようなキャラがほぼいないから、色んなIF妄想が考えられるのワートリ感すごい。
それだけに、でっきーの話がもうすぐ終わってしまうのが寂しいですね……。
ありがとうございます!とても嬉しいです😍😍😍
現行スレでも一緒に諏訪さんに乙を書き込んでいきましょう!
現行分まで追いかけました!
高いクオリティの躍動感ある自作AAによって、すごい漫画らしい没入感を感じられる作品だと思います。
最新話まではまとめきれていないので、先の展開が気になる人は本スレへどうぞ。
EXAMさんコメントありがとうございます!
大長編カテゴリとなり恐らく一週間は時間がかかったと思いますが
ほぼ更新が望めなくなった現在でもお勧め出来てこのまま消えてしまうのは本当に惜しい作品なので、
元スレまで追って頂いた記載が嬉しいです。
小説では味わえないやる夫スレならではの描写が迫力満点です。