ジョジョ×アイマスの設定をクロスオーバーさせた本編46話長編完結作品。
アイドルを売り込むプロデューサーとして活動しスタンド使いでもある主人公やる夫が、
可愛らしいアイドルをプロデュースしながら激闘のスタンドバトルを繰り広げた良作です。
小規模アイドル事務所にプロデューサーとして拾われてスカウト活動に励むやる夫は
結城美柑、薔薇水晶と佐々木の3人の美少女のスカウトに成功しユニットを立ち上げる。
そしてこれからこのユニットでのアイドルマスターを目指す活動が幕を開けるかと思いきや、
実はこのやる夫はお金を賭けることで強さが変動するスタンド能力を持ったスタンド使いで。
立ち塞がるのはとある目的の為にスタンドの矢を使いスタンド使いを増やしているシックスと、
完全犯罪でアイドルを殺しまわる殺人鬼にして警察官の夜神月。
ライブオーディションやイベントの数々によって順調に進んでいくアイドル活動を追いながら、
数々のスタンドバトルを繰り返してこの邪悪なスタンド使い達に迫っていく様子が描かれます。
本作は接点の欠片もない原作をクロスオーバーさせつつも両原作らしさが存分に出されていて、
アイドルマスターで送られる日常コメディとスタンドバトルによる緊張感のバランスが良く
アイドルは可愛く迫力あるスタンドバトルは楽しめてと緩急のある展開のどちらもが面白い。
特に黄金の意思も持っておらずスタンド能力も強くなく才能も無いという特徴的な主人公が、
これまでの経験を武器にしぶとさと博打で立ち向かう新鮮な展開も楽しめました。
そしてスタンドバトルでは時を操る強大な能力のラスボスに立ち向かうラストバトルが好きで、
アイドル達では他の作品ではあまり主役を張らない結城美柑がとても可愛かった。
更に悪役の夜神月もしっかりと自分の信念に基づいて行動する魅力溢れる敵役となっていて
キャラは可愛くスタンドバトルも燃えてストーリーも良い作品なので是非一読してみて下さい。
コメント
これほんと好き。
アイマスとジョジョが見事に融合してるんですよね。
まるで原作の四部みたいな良作。
ナノルさんコメありです!
原作名だけ見ると違和感しかないのに読み終わると違和感が全くないクロスオーバーに切り替わる不思議な作品で
アイマスの可愛さとジョジョの格好良さが両立した見事なコラボレーションでした。