マルゼンスキーと同期デビューした一般転生者ウマ娘が勝利したいと渇望する話。
原作ウマ娘の短編4話4万文字完結作品。
挫けそうになる程の圧倒的な才能を前にしても前に進み続けたモブ達の熱い物語です。
ウマ娘に転生し満を持して挑んだG1でマルゼンスキーに10馬身以上の差を付けられ敗北した、
ハンバーガーが好きな一般TS転生者ハッピーセットが主人公。
マルゼンスキーがレースで見せた「怪物」の姿に次々にモブウマ娘たちの心は折れていくも
主人公だけは一人「圧倒的な才能を見せられても君に勝ちたいんだ!!!」と意気込む様子で。
心が折れかけている友達のモブウマ娘を誘い一緒に数カ月間に及ぶ修行を敢行し、
GⅡレース『スプリングステークス』へと乗り込むも、
マルゼンスキーと自分たち修行組の合わせて5人しかレースに出走していない現実を知る。
そして自分とのレースを避けるウマ娘たちに意気消沈するマルゼンスキーに啖呵を切っていき、
「聞いて驚け! 僕は二位以下のウイニングライブの練習をほとんどしてこなかった!」
「ええっ!?」
他の逃げたウマ娘に対してダービーでも出走回避するのか?と
勝利者インタビューで全員に挑発してやることを決意。
そうしてモブウマ娘4人と怪物マルゼンスキーのみによるGⅡレースが幕を開けます。
本作は転生者なので誰よりもマルゼンスキーの怪物さを知っていて、
特殊な力も、領域も一向に発現してこない自分がモブなのを熟知し、
自分との間の力の差は言われなくても身に染みている主人公の根性に本当に魅せられます。
そしてそんな怪物に立ち向かっていくモブウマ娘側の描写のみならず、
怪物マルゼンスキー側の苦悩も描かれるのが本作の本当に良い所で、
デビュー前からマルゼンスキーは主人公ハッピーセットとレースを走るのを楽しみにしていた
その理由と共にモブウマ娘とマルゼンスキーの交流が始まり友情も深まっていき
後の世代の綺羅星に任せないで、この世代全員でマルゼンスキーに挑むんだ!!
という主人公の決意には素晴らしい青春を感じさせてくれました。
そんな主人公の短編に詰め込まれた追込脚質らしい盛り上がる終盤を是非ご期待ください。
記事紹介ツイート(作品が面白かったらいいねをお願いします!)
紹介記事を投稿しました。
— 夜市よい (@yoichi_041) April 19, 2023
ウマ娘の短編4話完結作品。
挫けそうになる程の圧倒的な才能を前にしても
前に進み続けたモブ達の熱い物語にご期待下さい。
絶対的な才能に挑むモブウマ娘たちの意地を見よ
「モブウマ娘ーずはスーパーカーをぶち抜きたい」
https://t.co/CNEXeiCUci#hmN287271
コメント
マルゼンスキーの代わりにシンボリルドルフやナリタブライアンのパターンもあるな。
笛のウマ娘二次は結構追いかけてるのが多い。
コメントありがとうございます!!
ハーメルンのウマ娘2次は本当に良作多いですよね‥
ぱっと思いつく冠が欲しいモブ作品は自分も好きです!
ウマ娘の紹介作品は少なくとも10作品はあり、
年単位の時間がかかりますが懐かしいと思ってもらえるような作品とタイミングで紹介します!!